世界経済はEU加盟国のギリシャの債務超過問題で危機感を持ちましたが協調融資等で無事を保ったようで、ほっとする間もなく中国の経済が失速気味になり、注視している中でパリの同時テロが発生し米国の経済建直し策も今ひとつ力強い物が見られず、地球全体的な停滞を感じさせられています。
一方、日本国内では安倍政権による、金融緩和策や財政出動さらに民需拡大を計り、諸政策をしていますが、少し株価上昇し税収は上がったようでも一般庶民にまでは下りてきません。
また、県内では国と同様観光客が増え、企業誘致などは全国一位を続けているようで少しずつですが良い方向も見え、オリンピックに至るまでは人手不足を克服しながら精進を続けて行かなくてはならないようです。
一日でも早い国全体の景気浮揚を願わずにはおられません。
当協会の事業ですが、このような厳しい環境の中、会員の皆様のご支援とご協力により、円滑な遂行がなされました。
主な事業として、「若年技術者の育成」・「技術資格者の確保」・「社会的貢献活動の推進」に努力して参りました。
まず、若年技術者の育成に関しましては、『第15回高等学校電気工事コンテスト』の課題作成や審査・指導を実施しました。
技術資格者の確保につきましては、『1級電気工事施工管理技士(学科・実地)の受験準備講習会』を開催いたしました。
社会貢献活動といたしましては、設備業六団体との協力のもと『総合防災訓練』に参加しました。例年通り、災害時通報訓練も実施しました。
また、常総市の水害に際しましては、設備業六団体として県の対策本部に見舞金を届けさせて頂きました。
更に、毎年開催されております『建設フェスタ』にも積極的に参加しております。
これからも引き続き業界一丸となって社会的な要求に応え、県民に皆様から期待される電設業界を目指して参ります。
最後になりますが、会員の皆様の益々のご健勝とご繁栄を心よりご祈念申し上げまして、ご挨拶させて頂きます。